« 557号 盤根錯節(ばんこんさくせつ) | トップページ | 559号 そうだ…「ふたば」に聞いてみよう »

2020年11月 5日 (木)

558号 パンとは似て非なるもの?

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 「たっくすニュース」 2020年11月5日(第558号)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─┐
│■│ パンとは似て非なるもの?
└─┴───────────────────────────
 2020年9月29日、アイルランドの最高裁で「サブウェイのサンド
イッチ用ロールパンはパンではない!」という判決がくだされました。
 
 この問題は遡ること14年前の2006年、サブウェイのフランチャイズ
を展開するアイルランドの会社が付加価値税(日本でいうところの
消費税)の還付請求を行い、アイルランドの税務当局がこれを拒否
した事から始まります。

■ 主食はGOOD!デザートはNO GOOD?
 アイルランドではパンや牛乳等は基礎食品として消費税はかから
ない。つまり消費税率0%とされています。
 
 一方、下段の理由から基礎食品に該当しないサブウェイのパンは
当時9.2%の税率。
 
 「その差額に納得できない!!」と税金還付を求めておこした訴訟
が14年かけてやっと決着しました。

■ パンは砂糖2%以下で!
 1972年、アイルランドで付加価値税法が制定された際「基礎食品
であるパンに含まれる砂糖等の添加物は小麦粉の重量の2%超に
なってはならない」と定められました。
 
 しかしサブウェイのサンドイッチ用ロールパンに含まれる砂糖の
重量は小麦粉の10%に相当するとの事。

 条文通りに考えると「そりゃダメでしょう…」となるのですが、
パンに砂糖をいれるのは甘みをつける以外にも「発酵促進」「焼色
をつける」「日持ちする」等と様々な効用があるそうです。

 砂糖の量10%までは発酵力が増すそうですので「2%を超えては
ダメ!」というのもいささかゴリ押しなのでは?
 
 いやいや砂糖が多くて甘いのは、やっぱりお菓子でしょ!?
 
 パンの定義を法律に沿って解釈する事が正しい事なのか否か…
皆様はいかがお考えになりますか?

☆★────────────────────────────
送信元 豊島税理士事務所 豊島正純
〒142-0063 東京都品川区荏原4-1-4-201
Tel 03-3785-1644 Fax 03-3785-1650 http://taxtoyo.com
────────────────────────────★☆

« 557号 盤根錯節(ばんこんさくせつ) | トップページ | 559号 そうだ…「ふたば」に聞いてみよう »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 557号 盤根錯節(ばんこんさくせつ) | トップページ | 559号 そうだ…「ふたば」に聞いてみよう »