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2018年6月

2018年6月16日 (土)

501号 軽減税率の不思議(その2)

■■■ 軽減税率の不思議(その2) ■■■
■ 来年10月1日、あるハンバーガーショップでの会話
店員「お持ち帰りですか?こちらでお召し上がりですか?」
父親「持ち帰ります!!」
子供「えーっ!お父さん、ここで食べていくって言ったじゃない!」
父親「しーっ!! ここで食べていくと税金が高くなるんだ」
子供「じゃあ、ここで食べていかないの?」
父親「いや…食べていくけど、レジで持ち帰りって言うと税金が安くなるんだ」
子供「ふーん、税金ってキチンと払わなくてよいものなの??」
父親「い、いや…そういう訳ではないけど…
   レジでは持ち帰りって言っても、ここで食べていってよいんだぞ!」
子供「ふーん、税金を安くするためにはお店の人に嘘ついてよいって事?」
父親「・・・」

■ 内食は8%、外食は10%
 前回ご紹介したとおり、来年(2019年)10月から消費税率が10%になります。
 同時期、酒類及び外食サービスを除く飲食料品については8%に据え置く軽減税率が導入されます。
 ここでいう外食サービスとは、テーブル、椅子、カウンター等の設備がある所で飲食料品を提供するサービスです。
 たとえセルフサービスであっても、椅子がビールケースの様なものであっても外食に該当し消費税率は10%になります。

■ 正直者がバカをみる??
 では、テイクアウトも店内飲食もできる店はどちらになるのでしょうか?
 レジで飲食料品を持ち帰り用の容器にいれたり包装したりして会計する場合は8%、トレイなど返却が必要な食器に入れる場合は外食として消費税率10%となります。
 先程の父親の様に会計時に持ち帰りと言って、その後に持ち帰り用の容器から出して店内飲食しても8%のままでお咎めありません。
 正直に店内飲食を告げると10%を負担するこの制度、皆様は如何思われますか?

2018年6月16日(第501号)

たっくすニュースは作成日現在の法令等に基づいて作成しております。詳細はこちらをご覧下さい。







2018年6月 4日 (月)

500号 軽減税率の不思議

■■■ 軽減税率の不思議 ■■■
■ 納税通知を確認しましょう
 毎年5~6月にかけて様々な税金の納付書が届きます。
 自動車税、固定資産税、そして住民税等など…
 今年は固定資産税が3年に一度の評価替えを行う年です。言い換えれば、今後3年間は固定資産税の変更はありません。
 固定資産税は住宅用地だと減額されるなどの特例がありますので、通知書が届いたらキチンと適用されているか等、納税通知の確認をしてみましょう。

■ 消費税10%まで1年と4ヶ月
 話しは変わりますが、消費税率10%引き上げまで残り1年4ヶ月となりました。
 同時期、「酒類、外食を除く飲食料品」と「定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞」の消費税率は8%に据え置くという軽減税率制度が導入されます。
 ちょっと良さげなこの制度に税理士会は反対しております…何故でしょうか…??

■ 軽減税率反対!…新聞は勝ち組なので沈黙!!
 「軽減税率制度は低所得者への配慮から行われる」と言われていますが、その内容は複雑怪奇で疑問だらけ…各種業界団体からは陳情合戦の様相を呈しています。
 先行して導入実績のある海外では悪評高く非効率な制度認識されています。
 税理士会では低所得者への配慮はより簡素な給付措置や一定額を入金したプリペイドカードを配布する等で対処するべきと主張していますが採用されておりません。
 いち早く8%税率を獲得した新聞は余裕綽々…軽減税率の不思議にはあまり興味がないのかもしれません。

■ 実は500回
 今回のたっくすニュースは500号となります。
 継続は力なりと言いますが、私自身もたっくすニュースを書きながらいろいろと勉強させて頂く事が多々あります。
 次回号では軽減税率の不思議について引き続き書かせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2018年6月4日(第500号)

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