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2016年6月

2016年6月18日 (土)

453号 外注先か?従業員か?

■ 算定基礎届の提出をお忘れなく!
 7月1日(金)~11日(月)は、社会保険(健康保険・厚生年金保険)の「被保険者報酬月額算定基礎届」の提出時期です。

■ 労働保険の年度更新をお忘れなく!
 6月1日(水)~7月11日(月)は、労働保険(雇用保険・労災保険)の年度更新手続きが必要です。
 該当する事業者はお忘れの無いようご注意下さい。

■■■ 外注先か?従業員か? ■■■
 ご存知の通り社会保険は上の通り4種類(健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険)あり、法人の場合、健康保険及び厚生年金保険については社長1人でも加入しなければなりません。
 昨今、日本年金機構(厚生労働省)による社会保険未加入事業者への対応が厳しくなり、法人によっては従業員から社会保険の加入義務のない外注業者へと仕事を切り替えるケースも聞き及びます。
 極端な話しとして、昨日まで従業員だった人物が今日から外注先に変わるという事もあるようですが、安易に変更すると源泉所得税や消費税の問題もあり税務調査等で否認される可能性がありますので注意が必要です。
 ただ、外注先か?従業員か?の判断に明確な基準はなく、個別に判断していくしかないのですが、以下に消費税法基本通達等に書かれている大まかな基準を簡単にご紹介致します。
1) その仕事は他の人と入れ替わってもOK?
2) その仕事は会社からの指揮監督を受ける事がない?
3) 完成品が不可抗力で滅失した場合、引渡し前なので報酬を請求できない?
4) 仕事に必要な材料や作業用具等は自分で購入している?
 上の4ケースに「YES」と回答できるような方が外注先と判断されますが、最終的には個々の事実等を総合勘案しての判定となります。

 2016年6月18日


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2016年6月 3日 (金)

452号 確定拠出年金

■■■ 確定拠出年金 ■■■
 先月24日「確定拠出年金法等の一部改正法」が可決・成立しました。
 これにより、平成29年1月から今まで加入できなかった専業主婦(主夫)や公務員等も含めた誰でも確定拠出年金加入OKの時代が到来します。
 さて、今更ですが確定拠出年金とは国民年金や厚生年金に加えて加入できる年金の仕組みで、毎月一定の掛け金を拠出し60歳以降に受取る事ができます。
 運用する商品の選択は本人に任されますので、老後に受取る年金額の増減は「自己責任!」という事になります。
 以下、簡単に確定拠出年金の長所と短所をご紹介致します。

■ 長所
1. 掛金は全額所得控除
 掛金限度額は自営業者、会社員、専業主婦等その方によって異なりますが、掛金は全額所得控除ですので所得税や住民税の節税になります。(所得のない方はこのメリットはありません)
2. 利子や運用益は非課税
 運用時の収益は非課税!!将来、年金として受取る時は公的年金等控除の対象、一時金として受取る場合は退職所得として税制優遇が受けられます。

■ 短所
1. 60歳まで引出不可
 あくまでも老後資金の積立ですので、引き出せるのは60歳以降となります。
2. 手数料や信託報酬がかかる
 加入する金融機関や選択商品によって手数料等が異なりますので、どの様な商品や金融機関を選択するかはご自身で勉強(調査)する必要があります。
3. 特別法人税がかかるかも??
 原則、積立資産に特別法人税がかかりますが、現在は凍結されおり、将来廃止の要望も出ているようですので短所でなくなる可能性もあります。
 以上、確定拠出年金は税制改正により加入範囲が拡大され、節税にもつながりますので今後ますます注目される制度になりそうです。

 2016年6月3日


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