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2016年2月

2016年2月16日 (火)

445号 ふるさと納税の謝礼

■■■ ふるさと納税の謝礼 ■■■
 所得税の確定申告期間(2月16日~3月15日)に突入しました!!
 今年もふるさと納税が盛況の様ですが、いったいどの位の方がふるさと納税しているかご存知でしょうか??

■ ふるさと納税の現況
 昨年10月、総務省は「ふるさと納税に関する現況調査」をホームページで公表しました。
 この調査によりますと、平成26年度ふるさと納税受入件数は全国で205.6万件、受入金額は389億円超で前年度(約145億円)の約2.68倍になるとの事。
 平成27年度はさらに伸びて、4~9月の半年間だけで受入件数は既に227万件を超え、受入金額は453億円を突破しているそうです。

■ 人気の自治体は?
 ちなみに、平成27年度4~9月の地方団体別受入額が最も多いのは宮崎県、都城市で約13.3億円。2位以下は山形県天童市、長野県飯山市、長崎県平戸市、山形県米沢市と続きます。
 平成26年度の1位は長崎県平戸市で年間受入額は約14.6億円。以下、佐賀県玄海町、北海道上士幌町、宮崎県綾町、山形県天竜市だそうです。
 ふるさと納税がこれだけ盛況なのも、自己負担実質2千円で寄付ができる(ケースによって異なります)というメリットと寄付に対する謝礼がもらえるという事にあるのでしょう…

■ 謝礼に税金がかかる?
 この謝礼、人によっては多額になる方もいますが税務上の問題はないのでしょうか?
 実はこれらの謝礼は所得税法上一時所得となりますので、一時所得の特別控除額(50万円)を超えたり、他に一時所得があったりする方は確定申告をする必要があるかもしれません。
 平成28年度税制改正では、企業版ふるさと納税の導入が検討されています。
 企業版ふるさと納税では企業と自治体の癒着に関する問題がありますので、謝礼の内容は制限されそうですが、この熱狂ぶりはまだまだ続きそうですね…

 2016年2月16日


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2016年2月 1日 (月)

444号 相続した空き家の売却について

■■■ 相続した空き家の売却について ■■■
■ 「重い税」と「軽い税」
 以前「たっくすニュース282号」でご紹介した事のある税金川柳の第7回優秀賞作品に「空き家には 思い出よりも 重い税」というのがあります。
 これは、昨年施行された「空き家対策特別措置法」を風刺した川柳ですが、平成28年度税制改正で空き家対策の新税制が創設予定で、こちらは「軽い税」となりそうですのでご紹介させて頂きます。

■ 3,000万円の特別控除
 この特例は、相続開始直前に亡くなられた方が住んでいた家屋や土地等を相続により取得した者が一定の期間内に売却した場合、その譲渡所得から3,000万円を特別控除できるという制度です。
 主な適用要件は以下の通りです。
1. 平成28年4月1日から平成31年12月31日までの売却である事
2. 相続開始から3年を経過する日の年末までの売却である事
3. 相続開始直前まで亡くなられた方が一人で暮らしていた
4. 相続発生後、事業、貸付や居住用に供していない(売却までずっと空き家)
5. マンション等の区分所有建物は対象外
6. 昭和56年5月31日以前に建築された家屋である事
7. 家屋を譲渡する場合、耐震規程等に適合している事
8. 譲渡金額が1億円以内である事
 3,000万円というと、亡くなられた方が長い間お持ちだった不動産の場合は約609万円分の税金が減額となります。
 詳細は現在検討中との事ですが、この要件に該当する不動産を売却予定の方は今年の4月まで売却を待たれた方が良いのかもしれません…

 2016年2月1日


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