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2015年5月

2015年5月18日 (月)

427号 車税

■■■ 車税 ■■■
 5月も半ばを過ぎました。この時期、自動車税や固定資産税等の通知書が続々と送られてきます。
 東京都では今年度からクレジットカードによる納税を自動車税に加えて固定資産税や個人事業税など計14税目に広げたそうです。
 便利にはなりますが、クレジットカード支払いは税額の他に決済手数料がかかります。また、税額は100万円未満のものに限りますので注意が必要です。

■ 自動車に関係する税金
 ところで現在、自動車に関係する税金がどのくらいあるかご存知でしょうか?
 先ず、購入時にかかるのが自動車取得税と自動車重量税、そして消費税と地方消費税です。(自動車取得税は消費税率10%時に廃止される予定です)
 ガソリン車の場合、ガソリン給油時にかかるのが揮発油税と地方揮発油税、ディーゼル車なら軽油引取税、LPG車なら石油ガス税がかかります。そして消費税と地方消費税もかかります。
 保有しているだけでかかるのが、自動車税、軽自動車税と自動車重量税。ご存知の通り自動車税と軽自動車税は毎年かかります。

■ 自動車税の生い立ち
 毎年かかる自動車税、そもそも何時から始まったのでしょうか??
 自動車税は明治4年、東京(当時は東京府)で人力車や馬車、荷車等に税を課したのが始まりといわれています。
 翌明治5年には自転車(自動車ではなく「じてんしゃ」です)にも課税され、明治6年からは国税としての車税が始まりました。
 ちなみに、当時の自転車に対する課税額は国税年1円、東京府税1円で、自転車の価格が200~250円位との事。
 当時の価格を現在の価値に換算するのは難しいですが、大まかに当時の1円は現在の1万円から2万円位だそうですので、自転車は200万円~500万円位、自転車税が毎年2万円~4万円位となりますでしょうか…
 現在の普通自動車の金額と大体同じ感じですね。
 乗り物とその税金の関係は、明治時代から変わらず続いているという事でしょうか…

 2015年5月18日


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426号 空き家対策特別措置法

■■■ 空き家対策特別措置法 ■■■
 5月のゴールデンウィーク真最中、いかがお過ごしでしょうか?
 今月からクールビズも始まり、暑い季節の到来を予感させます…
 さて、同じく今月から完全施行の「空き家対策特別措置法」をご存知でしょうか?

■ 日本の空き家は多い? 
 総務省の統計によると、一昨年10月時点での日本全国の空き家数は約820万戸、空き家率は13.5%でともに過去最高。
 イギリスの空き家率3~4%、ドイツ1%前後、比較的高いアメリカの8~10%(国土の広さが原因と思われます)と比較しても、日本の空き家率の高さは目立っているようです。
 日本で空き家が増えたのは、高度経済成長期にかけて新築住宅が大量に供給された後、地方の過疎化や人口減で需要が減った事、日本人が中古住宅より新築を好む傾向にある事が要因と言われています。
 空き家が増えて放置されてしまうと、建物の倒壊、放火や火災、不審者の侵入や不法滞在等の危険が気になります。

■ 空き家はなくならない?
 需要のなくなった空き家が放置されてしむのは何故でしょうか?
 主な理由は次の2つです。
1) 一般的な住宅の場合、解体費用に100万円以上かかり、更には解体後の有効利用(売却、建替え、賃貸)の目途がたたないのでそのまま放置。
2) 住宅土地の上に建物があれば、空き家でも土地の固定資産税が1戸につき200㎡の面積まで6分の1になる等の軽減措置があるので放置した方が得。

■ 空き家対策特別措置法でどうなる?
今月から完全施行の空き家対策特別措置法では「倒壊の危険がある」「景観を著しく損なっている」等、「特定空き家」の所有者に対して除去・修繕を指導、勧告、命令する事ができるようになります。
 
 また、前述の固定資産税等の軽減措置もなくなります。
 ただし、実際に「特定空き家」の認定を受けるのは悪質なケース等に限定されるだろうとの事ですが… 
 この法律の施行をうけ、不動産者業界では「空き家管理代行業務」や「空き家バンク」といったサービスが始まっています。 
 気になる空き家のある方は、検討の余地があるかもしれませんね…

 2015年5月3日


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