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2014年12月

2014年12月18日 (木)

417号 源泉徴収票が倍のサイズに!?

■■■ 源泉徴収票が倍のサイズに!? ■■■
 毎年最終のたっくすニュースは翌年度の税制改正速報を紹介してきましたが、今年は衆議院選挙が12月に行われた影響で税制改正大綱の取りまとめが12月30日と遅れています。
 よって税制改正速報の代わりに、いよいよ1年後に迫ったマイナンバー制度の続報をご紹介致します。
 既に昨年6月に「たっくすニュース380号」でお伝えの通り、マイナンバー制度の利用開始は平成28年1月からです。
 ただし、来年10月にマイナンバーの通知が行われると、その年の年末(つまり来年末)から会社の経理や総務業務での対応が必要になりそうです。
 具体的には以下の様なものになると思われます。

■ 年末調整書類にマイナンバーを記入
 来年末に従業員等に記載してもらう「平成28年分給与所得者の扶養控除等申告書」には早くもマイナンバーの記載が必要となります。
 年末調整で扶養控除等を行う場合は、扶養対象者全員のナンバーを記載してもらう必要があります。
 平成28年以降、会社で交付する源泉徴収票にはマイナンバーの記載が必要です。
 様式やサイズも大きく変わります。参考までにこちらが官報に掲載された新様式の源泉徴収票です。サイズはA6からA5へと2倍になります。

■ 社会保険の手続き、家賃の支払いにも…
 平成28年1月以降、健康保険や年金などの資格取得手続き等の時にもマイナンバーが必要です。
 また、会社で家賃や報酬を支払う際、支払先にマイナンバーを提示してもらう必要があります。

■ マイナンバーの管理は慎重に
 マイナンバーは個人情報ですので、取扱いには十分注意する必要があります。
 正当な理由なく個人情報ファイルを提供した場合は4年以下の懲役又は200万円以下の罰金又は併科の罰則もありますのでご注意下さい。






2014年12月 1日 (月)

416号 国民年金の前納はお得?

■■■ 国民年金の前納はお得? ■■■
 毎年この時期から始まる年末調整は1年間に受取った給与を合算し、所得控除等の調整を行って所得税額を確定精算する手続きです。
 社会保険料の所得控除には給料から天引きされた額の他、生計を一にする親族等の社会保険料を負担した分も含める事ができます。
 具体的には仕送りしている子供(学生)の国民年金を支払ったり、生計を一にする親の後期高齢者医療制度の保険料を自分の口座から振替払いしたりしたケースが該当します。

■ 2年前納は約1月分お得!
 ところで国民年金を前納している方はいらっしゃいますでしょうか? 
 以前は6か月間と1年間分の前納が可能でしたが、平成26年4月より2年間分の前納制度が新設されました。2年分前納すると約14,000円の割引ですので、ほぼ1か月分がお得となります。
 平成27年度から2年分前納する場合、来年2月末までに申し込む必要がありますので、興味のある方は日本年金機構のホームページをご覧下さい。
 なお、2年間分前納した方が社会保険料控除をする時は「全額を納めた年に控除する」か「各年分の保険料に相当する額を各年に控除する」かのいずれかを選択できます。
 いずれにせよ、社会保険料控除額内訳明細書を事業主に提出する必要がありますので、お忘れのない様ご注意下さい。

■ 後納制度は10年間
 国民年金には後納制度もあります。こちらはなんと10年間分後納可能ですが、期間限定ですので平成27年9月には終了する予定です。
 なお3年度より前の分を後納する場合、当時の保険料額に加算額がプラスされますが、加算額も含めて支払った年に社会保険料控除が可能です。

■ 消費税増税延期の影響はここにも…
 後納制度を利用する方は「国民年金を受けるのに必要な加入年数(受給資格期間)が足りないかも?」と思っている方も多いのではないでしょうか?
 平成27年10月以降、国民年金の受給資格期間が25年以上から10年以上に短縮される予定でしたが、この変更は消費税増税とリンクする予定ですので、延期される可能性が高いです。ご注意下さい。




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