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2014年3月

2014年3月19日 (水)

399号 消費税増税前後の注意点

■■ 消費税増税前後の注意点 ■■
 消費税率が8%になるまで残り10日余りとなりました。
 今回のたっくすニュースでは、ちょっと気になる「消費税増税前後の取り扱い」についてQ&A方式でご紹介させて頂きます。

■ 注文が3月中なら5%?
<Q> インターネットで商品を注文する場合、3月中に注文をして代金を支払えば5%で商品が購入できるのでしょうか?
<A> 商品販売の場合、消費税が5%になるか8%になるかは注文を受けた時点で判断するのではなく商品発送時点で判断します。
 3月31日に注文をして代金を支払っていても商品発送が4月になると消費税率は8%となります。
 商品販売店はお客様とのトラブルを防止するためにも「いつまでに受けた注文は3月中に商品発送できるか」等をホームページやチラシ等に記載してお知らせするようにしましょう。

■ 20日締めの請求は大変?
<Q> 当社は20日締めの請求書を発行していますが、何か気をつける事がありますか?
<A> 3月21日~31日までの納品等に対する請求は消費税率5%、4月1日以降は消費税率8%で請求書を発行する必要があります。
 請求書発行システム上、複数税率での発行ができない場合は、一旦3月31日で締めた5%の請求書と、4月1日以降20日締めの8%請求書と2通発行するといった対応の検討も必要かもしれません。

■ 3月末をまたぐ出張はやっかい?
<Q> 3月30日から4月2日まで出張予定ですが、何か気をつける事がありますか?
<A> 前回のたっくすニュースでご紹介したように、3月中に購入した新幹線チケット等を4月に利用する場合は消費税率5%で利用できますが、通常の場合は3月31日までの旅費は消費税5%、4月1日以降は8%になります。
 宿泊代や高速道路料金などを記帳する時は、チケットの購入日や使用日などをキチンと確認するようにしましょう。








2014年3月 3日 (月)

398号 消費税が8%になる前に

■■ 消費税が8%になる前に ■■
 所得税の確定申告期限(3月17日)まで残りわずかとなりました。 
 来月(4月)からは消費税8%への引き上げも迫っております。

■ 3月中に多く仕入れた方が良い??
 先日クライアントの社長から「消費税が上がる前に商品を多めに仕入れておいた方が良いのでしょうか?」というご質問を頂きました。
 答えは原則「NO!」です。御社が消費税の免税事業者、または簡易課税制度を選択している事業者でないなら3月中に商品を多く仕入れる必要はありません。

■ 具体例で検討してみます
 本体価額100円の商品を仕入れて150円で販売するケースを考えてみましょう。
 3月中に仕入れて4月に販売すると、105円(消費税5円)で仕入れて162円(消費税12円)で販売する事になります。
 一見、108円(消費税8円)で購入するよりお得に思えますが、実際は税務署に納める消費税額が増減するだけで、会社には何の影響もありません(以下、ご参照下さい)。

「ケース1」 105円で仕入れて162円で販売する場合
⇒ 税務署に納める消費税は12円-5円=7円で、会社の利益は50円。

「ケース2」 108円で仕入れて162円で販売する場合
⇒ 税務署に納める消費税は12円-8円=4円で、会社の利益は50円。

■ 3月中に購入した方がよいもの
 ただしこれは消費税の免税事業者や簡易課税制度を選択している事業者には当てはまりません。また、販売費や一般管理費などで御社が最終消費者となるもの(転売しないもの)も別です。
 使わない消耗品等をわざわざ購入する必要はありませんが、4月早々に使う予定のあるものは3月中に購入しておきましょう。
 電車の定期券や新幹線のチケット、航空券等で4月早々に使う予定のあるものも3月中に購入しておけば消費税5%の代金で利用することが可能です。
 なお、もともと消費税のかからないものは慌てて購入する必要はありません。
 例えば、国際便の航空券、商品券やプリペイドカード、電子マネーのチャージ等は3月でも4月でも同じです。商品券や電子マネーは購入したりチャージした時に消費税がかかるのではなく、実際に使用した時に消費税がかかりますのでご注意下さい。







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